DIY Material

建築の専門家がDIY材料の正しい知識と使い方をご紹介します


さねはき継き板

さねはぎ継ぎ(T&G)板は機械加工された板材で、片方の縁から突き出した「さね」を、隣接する板の、対応する溝にはめ込む作りになっています。接合部の溝を見ると、よく入隅形(面同士が交差してできるヘこんだ形、通常はV字形)になっています。さねはぎ継ぎ板はトラディショナルな羽目板仕上げから、田園風またはこぎれいでモダンな床板まで、様々な表情を作り出すことができます。

特徴

さねはぎ継ぎ板による羽目板には軟材を使うのが普通で、よく幅木と組み合わせられたり、モールディンク(腰長押など)を上に付けたりします。板はピンかクリップで軟材の胴縁に固定します。さねはき継ぎによる羽目張りはしつかりした均質な仕上げになり、はげかけたプラスターを隠すこともできます。壁の防音性と断熱性を多少上げる効果がありますし、丈夫な壁装材にもなります。さねはぎ継きの床板は集成材か硬材のムク材を使うのが普通で、滑らかな仕上げにするため接合部の溝は最低限に抑えてあるか、または全くありません。

用途とメンテナンス

さねはぎ継ぎの羽目張りはフォーマルな部屋にトラディショナルな表情を醸し出します。バスルームに使えば船やコテージ風の雰囲気が出ます。配管を隠す、またはバスタブ側面に張るなどの使い方もありますが直接水かかかる場所には向きません。さねはき継ぎの床板は床張り板や下地の上に敷くことができるので、下張りのコンティションに左右されません(状態のレベルによります)。下に床下暖房を設置できるタイプもありますが:木材が熱の一部を吸収してしまいます。多少の傷やヘこみを気にしないなら、軟材の板を床に敷けば安価です。床板の多くは木材の寿命を延はすため、耐久性を増すプレ(工場)処理が施されています。ペイントまたはスティン、ニスを塗る際は、必ず板の6面すべてをカバーするようにします。メンテナンスは仕上げによって変わります。

安全性と環境性

さねはぎ継ぎ板は再生可能な資源から得られる毒性のない自然素材なので、環境に優しい資材です。管理された持続可能な森林から切り出された認定木材には証印があり、トラッキングシステムによる流通品であることが保証されています。

入手先

さねはぎ継ぎ板は材木店か建築資材取扱店で手に入ります。さねはぎ継ぎ用の硬材または集成材の床板は床材製造会社かホームセンターで購入できます。

仕様

軟材のさねはぎ継き板は様々なサイズの規格品があります。硬材または集成材の床板は木材の種類が多く、等級もいくつかあります(ー等(節が多数ある)~無節)。通常はプレ処理されています。<